Monthly Archives: 10月 2015

写真のフィルムの感度をISO(イソ)と言いますが…

こんにちは。
株式会社ティーディーエス 新人のJです。

私は趣味でデジタル一眼レフカメラを使って撮影することがあります。
カメラを少しでも知っている方ならば「ISO(イソ)感度」という言葉をご存知だと思います。
これは、もともとフィルムカメラでのフィルムの感度(どれだけ光に対して敏感に反応するか)を表したものだったのです。

で、この時に使う「ISO」ですが、「国際標準化機構」の「ISO」とは全く別物だと思っていました。
実は、カメラ用語のISO(イソ)も、ISOが制定した規格を適用しているから「ISO(イソ)」と呼ばれているのです!
驚きました!

皆さんにとっては馴染みが無いかもしれませんが「ISOねじ」というものもあるそうです。
(「イソねじ」と読むそうです。)

「見る・読む・わかる 入門の入門 ISOのしくみ」牧英憲著によると、
その他にも非常口のシンボルマーク、製図、鉄鋼、自動車、プラスティック、食品、医療器械、化粧品等、
多岐にわたる製品の国際標準としてISOは古くから身近な存在だったのだそうです。
ISO標準はまさにグローバルなビジネス展開を支え、産業の歴史に大きく貢献してきたのだなということを再認識させられますね。

以前のブログでも申し上げましたが、
ISOの正式名称は「国際標準化機構 International Organization for Standardization」です。
これを普通に略すなら「IOS」とか「IOFS」とかになりますよね。
なぜ「ISO」となったのでしょうか?

これは、ギリシャ語のisos(アイソス)という言葉が語源となっているからなのだそうです。
アイソスとは、「相等しい」「同等の大きさ」「平等」などを意味する言葉なのだそうです。

ただ、ギリシャ語のアイソスにひっかけただけで「ISO」と決まった訳ではないようなのです。
ISOでは英語、フランス語、ロシア語の3カ国語が使われていますが、それぞれの言葉で機関名の頭文字をとったときに、略称が共通にならないそうなのです。
そのため、混乱を避けたいとの意向もあり、「ISO」という略称に決定されたという事情もあるようなのです。

今回も私にとっては、かなりためになるお勉強でした!
次回もお楽しみに!

Category: ISO

ISO9001、ISO14001 2015年度版改定は何を狙っているのか?

今回の改訂は、経営活動との結びつきを強く求める要求事項になっています。
それが、従来にはなかった新規格における「4.1組織及びその状況の理解」であり
「4.2利害関係者のニーズ及び期待の理解」であり
「6.リスク及び機会への取り組み」です。

従来の規格では、言ってみれば、「品質マニュアルを作りなさい。管理責任者を決めなさい。」
など今までなかったものあるいは今までなかった役職をつくることからスタートしていました。

また今回の改訂の目的は他のISOマネジメントシステムとの歩調合わせにあることも言えます。
この歩調合わせの軸となるAnnexSL(付属書SL)が示す標準構成に大きな意味が隠れています。
「組織の抱えている様々なISOにまつわる悩みを解決するきっかけになりうるもの」になります。
①経営活動との結びつけ
②不必要な文書の排除
③リスクマネジメントの導入
などが大きな変更点です。

TDS吉浦茂弘

Category: ISO

ISOは国際標準化のリーダーなのです

前回に引き続き、「ISO」に関して先輩社員から色んなことを教わりました。
今日皆さんにお伝えしたいのは、
「ISOはIEC(国際電気標準会議)をはじめとし、いろいろな国際機関と強調して標準化を推進していること。そして、その中でも標準化の推進においてはリーダー的な存在である」ということです。

ISOは国際標準化機構の通称。では、その「標準」「標準化」とは何なのでしょうか?

まずは、参照させていただいている『入門の入門 ISOのしくみ』(牧英憲著)にはこうあります。

「標準とは、たとえば製品でいう品質、性能、安全性、寸法、試験方法などに関する「共通の取り決め」のことです。そして「その標準をつくり、組織的に活用する」ことを標準化といいます。」

つまり、「標準」が企業や組織の中でうまく活用されていくような仕組みをつくることが「標準化」なんですね!このあたり、難しいですが、私は現時点ではこのように理解しています。

今の世の中、経済活動がグローバル化しているので、モノやサービスの国際的交流を促進するためにも、技術的な裏付けとなる国際標準の重要性が高まっているとのこと。これは考えてみても、日本と韓国で工業製品の規格が全く異なってしまえば、全くグローバル化は進みませんよね。グローバル化のための裏付けをするためにも、ISOは活躍しているのですね。

調べると何度か出てくるIECという言葉ですが、おさらいしましょう。
IECは国際電気標準会議です。ISOとIECは1976年に協定を結び、それ以来はIECは電気と電子の分野、その他の分野をISOが受け持っているという形がとられています。
ISOとIECは、
中央事務局がジュネーブの同じ建物にあったりと、両機関は良好な協調関係にあるのだそうです。

そして、ISOもIECも、国連とは別組織ですが、国連の専門機関と技術的な協力関係があるのです。
国際電気通信連合(ITU)、世界保健機構(WHO)、国連食糧農業機関(FAO)、国際原子力機関(IAEA)などとも積極的に関わっているとのこと。

もう一つ大切なこととして、ISOは地域標準化機関とも密接な協調関係があるのだそうです。日本ではあまりなじみがありませんが、ヨーロッパで電気・電子を除くすべての分野の標準化を進めているCEN(ヨーロッパ標準委員会)とは仲がいいそうです。また、イギリス、フランス、ドイツなどCENに加盟する国の加盟機関であるBSI、AFNOR、DINなどはそのままISOの加盟機関でもあるのだそうです。

一文でまとめられるほど簡単ではないですが、
国際標準化のネットワークとして、ISOとIECが中心機関となり、ILO(国際労働機関)、ITU(国際電気通信連合)、FAO(国際食料農業機関)、UNESCO(国連教育科学文化機関)、CEN(ヨーロッパ標準化委員会)、OECD(経済協力開発機構)、BIPM(国際度量衡局)、IAEA(国際原子力機関)、WHO(世界保健機関)などが協力しあっている、と言えるのではないでしょうか。

Category: ISO

ISOの歴史は長かった…。

普段何気なく社内で話し合われている「ISO」。
実は60年以上前に発足したものだと言うことを知りました。
そもそもの国際的な標準化機関の先駆けは、電気・電子分野を専門的に扱うIEC(国際電気標準会議)だったのだそうです。
続いて、1926年に「万国規格協会』という機関が設立され、これがISOの前身になったとのこと。
このあたり、『入門の入門 ISOのしくみ』(牧英憲著)に詳しく書いてあります。ふむふむ。

この万国規格協会は、第二次世界大戦などがあり会員の脱退があり活動停止。その後『国連規格調整委員会』というところがその業務を引き継がれたのだそうです。

さて、この国際規格調整委員会は1946年にロンドンで会議を開催し、工業規格の国際的統一と調整を促進するための国際機関を設立することを決め、さてここで注目!

新たな機関『ISO(国際標準化機構)』が18カ国の参加で正式に発足しました。
ふーっ、長い道のりでしたね、、、。えっ?そうでもない?

ISO9000sとか、ISO4000sなどが今ありますが、「ISO1」、つまり第一号ISOはあるのでしょうか?
調べてみたらありましたです。
ISO1は、1951年、「公差及びはめあいに関する工業用長さ測定の基準温度」だそうです。

ISOはその後、技術的な基本事項、工業製品、材料、建築関係、天然資源、原子力に至るまで、我々にも
身近な社会・生活面をカバーする非常に多岐にわたる国際標準・規格を開発してきたというわけです。前のブログでも書きましたが、現在では会員数が157ヵ国。17,000を超える規格が制定されています。

工業や技術的な要素に関する国際的な標準化をする機構=ISOと思われがちだと思いますが、それだけではない様子なのです。たとえばISO9000sは製品やサービスの品質を保証するための標準化として生まれましたし、ISO4000sは地球環境を守るための標準化です。
さらには、食品安全に関するISO22000s、情報セキュリティに関する標準ISO/IEC27000sなども生まれていますよね。
これらはすべて、管理(マネジメント)システムの標準化にISOが取り組むようになってからの産物なのです。

このあたりのことは、ISOのサイトから新しい情報を取得することができるようです。
ネットを通して、最新のISOの国際標準案の検討資料が閲覧できるようになっています。
英語なので私はGoogleの翻訳サービスを頼りにしてサイト閲覧してみました。

なんとなくは今のISOの動向が掴める気がします!
皆さんも是非ご覧ください。
http://www.iso.org/iso/home.html

Category: ISO

OHSAS 18001 とは

OHSAS 18001は、BSIが開発した英国規格BS 8800をベースとする、労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)の国際規格です。世界で労働安全衛生の規格として、最も受けられている規格といえます。労働マネジメントシステム(OHSMS)の導入・運用することで以下を達成できるよう、BSIは、皆様の組織・企業のパートナーとしてサービスを提供いたします。

労働安全・衛生・健康の観点からリスクマネジメントを行い、健全な企業経営を行います。システムの構築・運用を通じてお客様に達成していただく項目は下記が挙げられます。

より安全な職場環境の構築 (生産性向上)
コストの削減 (事故発生などによって生じるダウンタイムの低減による生産性の向上)
モラルの向上 (労働意欲の向上)
ステークホルダーからの信頼 (企業イメージの向上)
国際規格OHSAS 18001に基づく認証とは、組織・企業の労働安全衛生マネジメントシステム(OHSMS)が、この安全衛生規格OHSAS 18001が定める内容に適合していることを弊社BSIといった第三者認証機関によって認められるということを意味しています。

1999年に発行されたOHSAS 18001は、改訂を経て2007年7月にOHSAS 18001:2007として発行されました。

また、OHSMS(労働安全衛生マネジメントシステム)のISO化が2013年決定し、ISO 45001として、2016年10月発行が見込まれています。

Category: ISO